突然ですが、皆さんは雨の匂いは好きですか?
あのTHE・自然!とでも言うような、独特な匂いの正体は一体何なのでしょうか。
なんと、降り始め・降り終わりで匂いが違うようです。
①降り始め
降り始めの匂いの正体は、「アスファルトから香る匂い」!
・カビや排気ガスなどを含むホコリが雨水と混ざり、それがアスファルトの熱によって匂い成分が気体となったもの。
・植物から発生した油が、雨にあたった瞬間に細かな粒子となったもの。
ちなみに、この雨の降り始めの匂いには、「ペトリコール」というオシャレな名前がついていました。ギリシャ語で”石のエッセンス”という意味だそうです。
そして、香水もありました!雨の香りの香水なんて素敵ですね。
ぜひ検索してみてください…。
②降り終わり
あの独特な湿っぽい匂い…。正体は、「土壌中の細菌」!
土の中の細菌が雨水によって大気中に拡散し、あの独特な匂いがするんですね。
こちらは「ゲオスミン(大地の匂い)」という名前。
とても壮大な名前です。
また、雨の匂いを感じやすいのは、土砂降りではなく、小雨~中くらいの雨の時らしいです。
今度の雨の日は、降り始め・降り終わりの匂いの違いを意識してみようと思います。
皆さんもぜひ…!
HONMA