弊社では液体の充填作業時にボトルエアクリーナーを用いてクリーニングした物へ充填をしております
これも単にエアーを吹きかけている訳ではなく、
ボトルに触れずにゴミなどの異物を取り除く仕組みがあります。
今回はその仕組みについてお話したいと思います!
まず、液体を充填する容器の材質は主に大きく分け樹脂製とガラス製が多く使用されており
物が動くと必ずと言って良いほど「静電気」が発生します。
特に樹脂などのプラスチック製の容器は帯電しやすく磁石の様にくっつき
容器の中にホコリなどが付いてしまった場合、取り除く事が難しくなってしまいます。
その為、「イオナイザ(徐電機)」と呼ばれるイオンを吹きかける機器を取り付けています。
工程としては…
除電 ⇒ エアー吹きかけ ⇒ 飛ばした異物を吸引
の3工程でクリーニングを行っております!
イオナイザの原理は省きますがイオンは「電気を帯びた粒」とイメージして頂ければと思います。
帯電した物体に対し
プラスの物にはマイナスイオン、マイナスの物にはプラスイオンの粒をぶつけて静電気を中和する事で除電しています。
「異物を取り除ける環境を整える」装置になり、そこへ初めてエアーを吹きかける仕組みになっております。
次に、吹きかけるエアーも「ナノフィルター」と呼ばれる0.01μmの規格のフィルターを用いて
クリーンエアーを飛ばし異物を浮かしキレイなエアーだけを吹きかけております。
最後にエアーと同時に浮かした異物を吸引し、キレイな状態になったボトルへ初めて液体を充填しております。
複雑な内容となってしまいましたが
充填する工程の前に、「安全に精度良く」ボトルの洗瓶を行っておりますので
ご要望があればお気軽にご相談頂ければと思います!!
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H.K