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香りを形にする物語

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2021.05.14
日記・コラム・つぶやき
雨の香り

突然ですが、皆さんは雨の匂いは好きですか?

あのTHE・自然!とでも言うような、独特な匂いの正体は一体何なのでしょうか。

 

なんと、降り始め・降り終わりで匂いが違うようです。

 

①降り始め

降り始めの匂いの正体は、「アスファルトから香る匂い」!

 

・カビや排気ガスなどを含むホコリが雨水と混ざり、それがアスファルトの熱によって匂い成分が気体となったもの。

・植物から発生した油が、雨にあたった瞬間に細かな粒子となったもの。

 

ちなみに、この雨の降り始めの匂いには、「ペトリコール」というオシャレな名前がついていました。ギリシャ語で”石のエッセンス”という意味だそうです。

 

そして、香水もありました!雨の香りの香水なんて素敵ですね。

ぜひ検索してみてください…。

 

②降り終わり

あの独特な湿っぽい匂い…。正体は、「土壌中の細菌」!

 

土の中の細菌が雨水によって大気中に拡散し、あの独特な匂いがするんですね。

 

こちらは「ゲオスミン(大地の匂い)」という名前。

とても壮大な名前です。

 

 

また、雨の匂いを感じやすいのは、土砂降りではなく、小雨~中くらいの雨の時らしいです。

今度の雨の日は、降り始め・降り終わりの匂いの違いを意識してみようと思います。

皆さんもぜひ…!

 

HONMA