2月16日は、川匂神社の雛飾りの日でした。
当神社は、2000年の歴史があり、日本武尊も東征のときに詣り、江戸時代は徳川家康も西征のおりに参拝しました。
延喜式という記録には、既に登録されていて、式内社です。
相州一之宮を決めるときに、寒川(さむかわ)神社に先を越され、2番目となったそうです。
おかげで、現在の繁盛ぶりには、大きな差がでてしまいました。
ただ、川匂神社の山門は茅葺で、神社としての雰囲気は、寒川神社より、よい感じです。
匂という字を「わ」と読む例は、となりまちの小田原の東に流れる酒匂(さかわ)川です。
鮎釣りで有名ですが、富士山の宝永噴火で、火山灰による桁はずれの被害を受け、その後水害つづきの川です。
二宮尊徳も治水に尽力したことでしょう。
酒匂川の中流は足柄山です。金太郎も水遊びをしたことでしょう。
相模の国は興味深いです。
あろまのまちひらつか から
yutaka