化石植物であったメタセコイア
プラネット大阪工場の近くに、メタセコイアが2本植えられています。
今5月下旬は柔らかく美しい新緑の葉が茂っています。
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メタセコイアは1939年に大阪市立大学の三木先生が太古の新生代第三紀の化石として発見し、
現存のセコイアに類似するけれど、葉っぱの付き具合などが異なるので、変わったセコイアという意味でメタセコイアと命名しました。
その後1946年に中国四川省でセコイアとは異なる大木が発見され、その苗がアメリカを経由して三木博士に提供されました。
それを大阪市立大学の植物園が中心となり、栽培の困難な苗を増やしました。
現在では、日本各地で見られるようになりましが、やはり大阪発祥なので、特に大阪南部の堺市やプラネット大阪工場のある和泉市には、驚くといえるほど植えられています。
メタセコイアは水を好む木なので、ため池や公園の池の周りには、よく見られます。
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世間の人は、このメタセコイアを観うけても、特に感動は無いようですが、この木の謂れを知ると感慨深いものがあります。
みかんの花咲き香る丘から yutaka
<「香りを形にする」OEM製造、株式会社プラネット>